ドンキホーテ大原孝治氏が語る現場主義

ドンキホーテでは顧客最優先主義を掲げており、大原孝治氏はドンキホーテの社長としてその動きを推し進めています。とはいえ、顧客最優先主義というのはそう簡単にできるものではありません。一般的に最終決定は社長や重役などが行っており、様々な責任者のハンコをもらわない限りは何もできないのが実情です。しかしドンキホーテではそれらの権限をすべて現場に委譲し、仕入れや販売などすべてを現場の店舗が行うようになっています。それぞれで責任を持たせることで上司を見るのではなく、顧客、お客さんを最優先に見ていくことができます。現場ですべてが行えることで、現場独自のやり方がそれぞれで行えることを意味します。本部が押し付けるようなことはせず、その現場で思い思いのやり方ができるため、どんどん発展させていくことができます。当然ながらその地域によって明らかにニーズが異なることから、そのニーズにアジャストしていくこともその現場には求められます。大原孝治氏は社長として店舗を見ていき、どのような状況になっているのかを見ながら顧客最優先主義ができているのかを見ていきます。あくまでも顧客最優先主義のために現場に裁量が与えられていることを多くの社員は知っています。
今後もこうしたやり方でドンキホーテをさらに大きくしていきますが、店舗数が増えることでオペレーションをどうしていくか、そのあたりも気になるところです。

更なる成長を見せていくことに注目です。

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